例年の手入れ 内井昭蔵設計住宅
京都市西京区桂坂。
著名な建築家である内井昭蔵による
建築外構えの例年手入れ作業。
外構え手入れを行なった写真は
プライベートな空間のため公開できませんが
外観、建築を掲載させていただきます。
京都市西京区桂坂。
著名な建築家である内井昭蔵による
建築外構えの例年手入れ作業。
外構え手入れを行なった写真は
プライベートな空間のため公開できませんが
外観、建築を掲載させていただきます。
西洞院六条の一棟貸し宿泊施設「京灯」の
外構えを改修工事いたしました。
今回、玄関前に古板石を据付け、
脇にオリジナルの石照明を製作しました。
古板石はいわゆる踏み越し石といわれ
玄関前を意識させる石です。
今回、用いたのは表面が弧を描くもので
その石肌は踏みならされピカピカになっています。
弧を描く。を私たちは「むくり」とよび、
その曲線美は緊張感を与えます。
玄関前は、ある程度の緊張感が必要かと
私は思います。少し格の高い町家を目指し
この材を選びました。
オリジナルの石照明は
一棟貸し宿泊施設としての
顔が欲しいと依頼があり、
宿としての意識づけと実用性を考え
照明を採用しました。
石材は古い見切り石を使用し、
先人が整形した彫刻になります。
そこに、灯が入る部分を削り出しました。
灯を多彩にするため、鉄製とステンドガラスで
建具をつくり、懐かしい雰囲気でありながらも
現代的な感覚を呼び起こす形状を目指しています。
照明上部には
「宿泊客をお花で迎えたい」という
オーナーの為に花が活けられる孔を削りだしました。
今後、暖簾とスポットライトが新設され
一気に雰囲気が変わることでしょう。
完成を待ち、夜景等を再度、
御紹介出来ましたらと思います。
〜京都市西京区での造園工事は庭友で!〜